今回の片づけの収支(途中集計)を、丸い数字でザックリ記録しておく。
①収入:¥49,000円
ブックオフなどに数回買い取ってもらったモノの売り上げの合計。
ブランドもののバッグ(複数)の売り上げが大半を占めた。各ブランドバッグは購入価格の最高1割程度までは値が付いたという感触だ。残りは、かろうじて値がついたブランド服と、僅かな額ながら家電製品やDVDなど。
②支出:¥54,000円
内訳は、
脚立¥9,000円
粗大ごみ処理券¥8,000円
荷造りテープ・ポリ袋・軍手・布切りバサミ¥7,000円
水・スポーツドリンク¥7,000円
雛人形供養引き取り料¥3,000円
新規収納用品¥20,000円
脚立は、それまで家の中で使っていた海外製の脚立の足のゴムが劣化しボロボロになってしまっていて、脚立を移動するたびにゴムの破片がボロボロ落ちて、脚立自体もガタガタして安定が悪くなったので、思い切って買い替えて良かった。新しい脚立を使って安心して作業できたので、作業効率が上がった。
粗大ごみを溜めすぎて、粗大ごみ処理券の金額がすごいことになってしまった!粗大ごみは溜めても場所をとるだけなので、溜めずにどんどん手放した方が良いと思った。
荷造りテープは、買い取りに出す段ボール箱の梱包でニチバンの強粘着テープ「強力くん」が、みるみる無くなったので、何個か買い足して3巻ほど余った。ポリ袋は、厚さ0.015mmのものでは薄すぎてラチがあかずに、もともと家にあった厚さ0.025mmのポリエチレン製の袋が丈夫だったので使っているうちに、みるみる無くなったので、同等の厚さのポリ袋をかなり買い足したが、結局使わずに済んだので在庫化した。だが、今後は通常のゴミ出しの際もしっかりした厚みの丈夫なポリ袋を使っていこうと思った。そのほうが、重さの有るゴミを安心して気軽に出せるからである。軍手は、トラスコ中山社製の女性用すべり止め手袋10ゲージを試しに1つ買って使ってみたら大変使いやすかったので、災害時の予備用もかねて複数買い足した。実際、片付け作業中に金属製品解体時にプラスチックかガラスの微細な破片が飛び散ったようなことがあって、軍手にも付着したみたいだったので、もったいないけれど安全のために廃棄して、すぐに予備の新品を使った。予備を買っておいて良かった。ボロ切れの裁断用に布切りバサミをガレージで使っているうちに砂を噛んでしまったので、屋外用におろし、屋内用に新しい布切りバサミを買った。
ペットボトル入りの水とスポーツドリンクは、蒸し風呂のようなガレージでの作業において安全のための水分補給のために箱買いして、箱ごとガレージ内に置いて、どんどん飲みながら作業した。ほかに、塩昆布を瓶に入れてガレージ内に持ち込んだ。塩昆布を一つまみ食べ、スポーツドリンクで胃に流し込み、いささか味が濃い目のスポーツドリンクを胃の中で薄めるために水を後追いで飲む、という順番で、熱中症にならないように水分と塩分を補給しながら作業していた。結果的に、片付け作業を終えた時点で、半数ほど残って在庫化し、今も家の中で何となく消費し続けているが、観光地を中心に再び感染者が増加中のコロナを鑑み、万が一感染した時の水分補給用に何本かとっておこうと思う。
以上は、基本的に日本の大手家電量販店のネットショップを通じて購入した。私は日本のネット通販に頑張ってもらいたいので、積極的に使っている。私がいつも使う日本の大手家電量販店のネットショップは、配達員さんがいちばん礼儀正しいので、気持ちよく受け取れる。以前、某世界的大手に「置き配達NG」の指定で注文したのに置き配されたり、夜11時近くに突然、私服?みたいな大柄でラフな感じの男性に配達に来られてちょっと怖かったので、それ以来日本の大手家電量販店のネットショップで注文している。
雛人形の供養引き取り料金が¥3,000ちょっとで済んだのは、ほんとうに有難い。今回お見送りするのは、2種類ある雛人形セットの小さい方の二人雛セットだ。7段飾りなどの大型のセットになれば、送料がそれだけ高額になるだろう。大きい方のお雛様セットが実家にまだ有れば、引き取って自分の部屋に終生飾っておきたいが、いつかは現世でお別れしなければならないから、その時の供養引き取り費用をあらかじめ脇にとって置こうと思う。
新規収納用品とは、この際、台所の上部収納などを一気に同一規格の透明収納バスケットで統一して、モノの見える化を推進しようと、100均通販でまとめ買いしたり、既に使っている無印良品のポリプロピレン収納引き出しを買い足したりした出費だ。いままで雑多な空き箱に収納していた雑多な収納の規格を一層統一して、モノの見える化を推し進めることによって、把握できないモノが忘れられて溜まるのを防ぐのが目的である。
①-②で¥5,000円の持ち出しになったが、ゴミ袋のほとんどや荷造りテープや軍手や水などの一部は使用することなく在庫化したので、トントンといったところだろう。
秋にもう一発、ブランドバッグ・ブランド服・ブランド食器を中心に買い取りに出すつもりなので、そうしたら収支はプラスになるだろう。
しかしながら、上記には私の労働コストが入っていないから、私がタダ働きではなくてお給金をもらえるなら、収支は大幅なマイナスになる。それから、今回は自分の家の片づけだったが、遠い実家の片づけの場合は、実家に通う交通費が発生し、泊りがけの場合は宿泊費用もかかる。また、慣れない片付けの最中に思わぬ怪我をしたり、片付け作業の負担が原因で腰痛や顎関節症などの体調不良になれば、医療費が加わる。最も高価なのは、人の労役に関するコストだ。
だから、年老いた自分の家の片づけのために、働き盛りの我が子をタダ働きさせて、我が子にとって人生でたった一度きりの貴重な就労年月を奪ってはいけないと思う。だれかにやってもらうんだったら、人を雇って、然るべき手間賃を払うべきだ。そうすれば、働き盛りの我が子の就労機会を奪うことがないので、我が子は仕事を続けられてフルに勤労所得を得られるし、その道の専門性を引き続き伸ばしてキャリアアップできるし、老後の厚生年金もキャリアの達成に応じてもらえるだろうし、長年従事した仕事の専門性を生かして定年後も良い仕事に就いて引き続き勤労所得を得られる可能性もあるし、貯金の額も増やすことができる。ところが、自分の老後のサバイバルのために我が子のキャリアを折ってしまうと、持ち出し財政の要介護状態が長引いて自分の貯金が尽きたときに、人生でいちばんの稼ぎ時にキャリアを中途で折られて経済的に弱体化した我が子ともども、共倒れになってしまう。子どもばかりか、自分の遺伝子を未来へ引き継いだ孫の人生まで経済的に狂わせることになり、その家は一気に没落へ向かってしまう...という寒々とした青写真が脳裏に浮かんだ。
それから、還暦を過ぎたらブランド物はもう要らないと思った。ブランドのギラついた虚飾と虚勢に接すると疲れるだけだと感じるようになってしまった。ブランド食器は一部を残して全部処分するつもりだ。一方で、日本国内の地域密着型の若手クリエイターさんたちが、素朴でやさしい雰囲気の普段使いの食器を作っていて、何点か買って使っているが、とても使い心地が良く、ほっこり落ち着くので、買い足す場合は、そういう手作り感覚の心にやさしい食器にしようと思っている。西洋のメーカーの、しかも近年は東南アジアなど他所で大量生産されている、うわべだけのデザインになり果ててしまったブランド食器を買う気は、もう起きない。それに、齢をとればとるほど医療費などのサバイバルコストがどんどんかさんでいくので、モノは溜めずにカネを貯めていく。何かを買い足す場合は、日本に住んで日本に税金を納めている日本人の作家さんたちに、幾ばくかでも貢献できればと思っている。自分の大切なおカネを使う際は、わずかな金額ながらも日本国内で還流するようにして、日本の領域から出さないようにして、次世代の日本人が享受するようにする。それが、還暦を迎えつつある日本人である私のスタンスである。
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今日も、私が目指す、溜めすぎるな!の方向性を今一度確認する。
モノについて
モ① もらったモノは、基本的に捨てる。
モ② 10年以上経ったモノは、「捨て」を検討する。
例外:将来カネになりそうな貴金属(金・プラチナ)や、
死んだら棺桶に入れてほしい個人的にプライスレスなモノは、
保有し続ける。
モ③ つまらないモノには、近寄らない。
ストレスについて
ス① もらったストレスは、すぐ脳の外に出す。
ス② 稼働していない人間関係は、基本的に終わらせる。
ス③ つまらない情報には、近寄らない。
このブログの目的は、還暦を目前に、
家の中と脳の中をスリム化+最適化することによって、「シニアのミニマルライフ」ならぬ
「シニアの実(み)の成るライフ」を追求することである。
アラ還の生活を、少しずつスリム化+最適化して、
「シニアの実(み)の成るライフ」を目指していく。
家の中も、脳の中も、
溜めすぎるな!
だがカネは貯めろ!