溜めすぎるな!

還暦を目前に、モノとストレスは溜めすぎるな!だがカネは貯めろ!

メールアドレス整理地獄

 

最近は、使用していない無料メールのアドレスの削除にハマって、ふたたび地獄のような2日間だった。

 

Gメールなどの無料Webメールの黎明期に作った複数の無料メールアドレスを、近年はほとんど使わずにいたのだ。

また、私は、趣味の教室のための専用メルアドもGメールなどで作成して使っていたが、コロナを契機に家の外での趣味活動をすべて手仕舞ったので、これらのメルアドも不要になってしまった。 

 

そこで、もう使っていない無料メールのアカウントの削除に踏み切ったのだが、Gメールとマイクロソフトアウトルックメール、とくに、アウトルックメールのアカウントの閉鎖が面倒クサイことこの上ない。わざと退会(アカウントを閉鎖)させないような意図が感じられらのは私だけか?アウトルックは、アカウント閉鎖のリンクがいったいどこにあるのか、ものすごくわかりづらいうえに、ようやく見つけてクリックすると、いきなりマイクロソフトの英語サイトに飛ぶ。日本語環境からいきなり英語環境に連れ込んで、アカウントを閉鎖しようと苦闘する日本人ユーザーの気力をそぐような手口だ。このような手口を、マイクロソフトの日本法人の日本人社員が放置していること自体によって、マイクロソフト日本法人と、マイクロソフト日本法人で働く日本人社員に対する信用がマイナスにならざるをえないだろう。 

と、ここまで書いてきて思い出したのが、バブル時代に、アメリカ人の誰かが書いた『ライアーズ・ポーカー』という本の日本語版が話題になったことだ。私も当時日本語版を読んだが、たしか、NYのアメリカの著名な投資銀行で働く著者の回想録だったと思う。そのなかに、その銀行の日本の現地法人から海外研修で来ている日本人社員についての描写があり、著者によると「社内研修の講義の時間に、俺たち米国人社員がマンジリともせずに上司の講義を聴くしかない一方で、日本の現法から研修に来ている、とある日本人社員が、いちばん前の席に座って、勇敢にも講義の間じゅう、ずっと居眠りを続けている。だいたい、優秀な日本人は、日本の大学を卒業したらすぐに日本の優良企業に就職してしまって、それからアブれた者たちが外資系企業に来るから、ご多分にもれず、この日本人社員も大したヤツじゃないんだろう」というくだりがあった。今はそういうことも減ったかもしれないが、リーマンショック直後に日本からこぞって撤退した外資系企業の日本の現法の社員たちがいっせいに失業するのを、当時私は働きながら、端(はた)で見ていた。「どんなにグローバルな外資系大企業も、日本から撤退する時はあっけなく撤退するんだなぁ」と思ったものだ。 

 

そんな過去の回想も他人のことも、どうでもいい! 今回のメルアド整理が地獄のようだった、最大の原因は、私の老化による老眼であった! パソコンのモニター画面と、メールアカウントの内容を書き留めた当時の細かすぎる字のノートを、いちいちメガネをかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したりかけたり外したり ................................... して見比べながらの作業は、若い頃よりも格段に時間がかかり、しかも、目が疲労し、肩がバリバリに凝って、「もう金輪際やりたくない!」と痛感したのだった。 

 

家の中の捨て活のみならず、情報の捨て活も、まだ若さが残っている還暦前から着手してよかったと思った。

 

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先日から記事の冒頭に掲げはじめた、元禄の天才、井原西鶴翁が今から350年前に願われた「日本永代蔵(えいたいぐら)」の願いを、微力ながらというかほぼ無力なんですが私も受け継いでいきたい:

日本に永代(えいたい)に、永久(とわ)に、豊かさと繁栄に輝く蔵が、建ち並んでいますように。 

 

そして、先日書いたように、「人生とは、片付け続けることである。」という言葉と、「死ぬことは、生きること。」という言葉が、確かな実感として心に浮かんだ。「死ぬことは、生きること。」を、姉妹ブログの標語にし、「人生とは、片付け続けることである。」を、本ブログの哲学とする。

人生とは、片付け続けることである。

 

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今日も、私が目指す、溜めすぎるな!の方向性を今一度確認する。

モノについて

 モ① もらったモノは、基本的に捨てる

 モ② 10年以上経ったモノは、「捨て」を検討する

   例外:将来カネになりそうな貴金属(金・プラチナ)や、

      死んだら棺桶に入れてほしい個人的にプライスレスなモノは、

      保有し続ける。 

 モ③ つまらないモノには、近寄らない

ストレスについて

 ス① もらったストレスは、すぐ脳の外に出す

 ス② 稼働していない人間関係は、基本的に終わらせる

 ス③ つまらない情報には、近寄らない

 

このブログの目的は、還暦を目前に、

家の中と脳の中をスリム化+最適化することによって、「シニアのミニマルライフ」ならぬ

「シニアの実(み)の成るライフ」を追求することである。

 

アラ還の生活を、少しずつスリム化+最適化して、

健康で、無駄もなければ不足もない、

実(じつ)の有る暮らしを淡々と続けられる、

「シニアの実(み)の成るライフ」を目指していく。

家の中も、脳の中も、

 

溜めすぎるな!

だがカネは貯めろ!

笑い女 - Wikipedia